自分はスマホ(Android)は海外サイトから購入していました。理由として同じメーカーの同じ名前のモノでも海外版の方がスペックが良いから…。そもそも海外サイトのモノは海外の携帯会社から販売しているモノでなければ、SIMロックが無いモノがほとんどです。ただ海外のスマホだと日本独自の機能(お財布ケータイなど)がなかったりとデメリットもあるんですけどね…。
本題に戻りますが大手携帯会社(ドコモ、au、ソフトバンク)で携帯を購入した場合もSIMロックというものがかかっています。「格安SIMの方が安いから乗り換えよう…」と思ってもこのSIMロックを解除しないと新しいSIMで通信通話が出来ない、ひいては使えないです。今回は各キャリアでのSIM解除の手続き方法からメリット、デメリットなどをまとめてみました。
SIMロック解除とは…
キャリア会社から販売されている端末には、他の携帯会社のSIMが使えない様、端末側にロックが掛かっておりSIMを入れ替えても通信・通話が出来ません。これを使える様にする事を「SIMロック解除」と言います。
端末側に掛かっているのでPCがあれば個人で解除出来たりするのですが、知識が必要だしリスクが伴います。自分は1回、海外通信携帯会社から出ている端末のSIMロック解除をPCを使ってしようとした所、スマホが文鎮化(起動も何も出来ない)してしまいました…。当然、こういった場合は保証なども効かないので、ちゃんとキャリア会社で正規の手順を踏んで解除した方が安全で簡単です。
端末のSIMロック解除する事で今、持っているスマホは変えずに、SIMを入れ替えるだけで別会社の回線に乗り換えることが出来ます。また乗り換えに関してはSIMロック解除しなくても乗り換える事が出来ます。今、使っているキャリア回線を乗り換え先でも同じ回線で契約すれば解除しなくてもSIMを入れ替えるだけで使えます。
(ドコモならドコモ回線のモノを契約する)
○SIMロック解除とは…まとめ
- SIMロック解除とはキャリア販売の端末に掛かっているロックを解除する事
- 解除は個人でも出来なくはないがリスクがあるのでキャリアで正規の手順で解除した方が安全かつ簡単
- 解除する事でSIMを入れ替えれば他の携帯会社の回線が使える様になる
(通信をするにはアクセスポイントの設定が必要です) - 乗り換え自体はSIMロック解除しなくても乗り換え先で同じ回線を契約すれば出来る
解除・乗り換えのメリット・デメリット
上記でも書いた通り解除する事で今、持ってる端末で他社の回線(サービス)にSIMを入れ替えるだけで乗り換える事が出来ます。その他に今まで他人に譲渡する時は面倒臭いキャリアでの手続きがありましたが、端末の譲渡だけであれば手続きは不要です。SIMロック解除してあればSIMの契約だけあげる人にてもらえば良いのです。
また端末を売る場合でもSIMロック解除されている端末の方が高く引き取ってもらえます。なのでもし売る時はSIMロック解除してから売りましょう。あとは海外で使用する時も便利。現地のSIMを使う事で安く通信や通話が出来ます。それも自分の携帯で…。これなら海外用の端末を借りたりレンタルwifiを持っていく必要もないですからね。
逆にSIMロック解除のデメリットですが特にはありません。強いて言えばロック状態に戻せないことでしょうか…。大体の方がSIMロック解除するのは格安SIMなどに乗り換え為にするとは思いますが、乗り換えのデメリット、注意点はあります。
まず格安SIMの通信の速度はどうしてもキャリアに比べると遅くなる時間帯などが出てきます。通信が集中する時間帯は大手携帯会社で契約してる方が優先になります。
(まぁ、そりゃ高い金払ってるのだから当然ちゃ当然かな…)
格安SIMは通話料が高く設定されています。ですが専用アプリを使って定額払うことにより「○分間国内通話無料」というサービスもあるので長電話する方でなければデメリットでもないかと思います。
1番ネックなのが端末の対応周波数帯域。各キャリアで混線しない様に使用してる周波数帯域が違います。キャリア購入した端末ならそのキャリアであれば対応しているのですが、乗り換えで別キャリアの回線(ドコモを使っていたらなau回線など)にすると端末が対応してないしていない場合があります。
ですので格安SIM乗り換えの際は今まで使っていたキャリア回線のモノで契約した方が無難です。特に「au」は通信方式がドコモやソフトバンクとは違う為、より注意が必要です。どうしても他のキャリア回線へ乗り換えたい場合はちゃんと端末の対応周波数帯域などを下調べしてから乗り換えないと使えない状態に陥ってしまいます。
○解除・乗り換えのメリット・デメリットまとめ
- 解除・乗り換えのメリット
- 格安SIMなどの安いサービスに乗り換えが出来る
- 端末を他人に譲渡出来る。譲渡だけなら手続き不要
- 解除する事で高く売れる
- 海外での利用が手軽にでき、通信通話が安く済ませることが出来る
- 解除のデメリット
- 解除のデメリットは特になし
- 乗り換えのデメリット、注意点
- 通信が遅くなる時間帯がある
- 通話料が大手携帯会社より割高
- 端末には対応周波数帯域がある為、違うキャリア回線を契約すると使用出来ない場合がある(特にau端末は注意)
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各キャリアでの手続き方法まとめ
各キャリア、ショップやオンラインでSIMロック解除の手続きが出来ます。どのキャリアもオンライン解除手続きでやった方が手数料が掛からないのでオススメです。その際、「IMEI番号」という15桁の番号が必要になります。IMEI番号の確認方法は下記になります。
- iPhone:設定→一般→情報→IMEI
- Android:設定→端末情報→機器の状態→IMEI番号→IMEI
- 携帯電話で確認:「*#06#」と入力する
また日本では総務省から大手携帯会社にSIMロック解除の義務化が設定されたのが2015年5月からでそれ以前の機種はそもそもSIMロック解除に対応してない機種もあるので注意して下さい。
- 各キャリアのSIMロック解除可能端末
(各キャリアの公式ページへリンク)- ドコモ・SIMロック解除可能端末(PDF)
- au・SIMロック解除可能端末
- ソフトバンク・SIMロック解除可能端末
- iPhoneはどのキャリアも「6s」以降の端末から解除可能
手続きは各キャリアのオンライン手続きページから可能です。ほぼほぼ条件や手順的には同じです。
- 解除の条件
- 契約者本人である事
- 2015年5月以降の機種でSIMロック解除対象端末である事※1
- 購入から100日間経過している事※2
(端末代金が全て精算してあれば即日解除可能・キャリア共通) - 利用制限などを受けていない事
※1…ドコモのみ2015年5月以前の端末も一部可能。但しショップのみでのロック解除となります。
※2…どのキャリアも101日以降であれば可能
- 解除方法と料金
- オンラインで手続き:無料
(各オンラインアカウントが必要)※3 - ショップで手続き:¥3,000
- 電話で手続き:¥3,000※4
- オンラインで手続き:無料
- 各オンライン手続きページ(リンク)
※3…ドコモのみスマホページでは手続き出来ません(PCページのみ)
※4…ドコモのみ電話でのロック解除も可能。
- オンライン手続きの手順
- IMEI番号を調べて控える
- 各キャリアのオンライン手続きページへ
- ログインしIMEI番号入力画面へ行き、IMEI番号入力し次へ
- ドコモ:「ドコモオンライン手続き」→「SIMロック解除」→「お手続きへ」
- au:「SIMロック解除可否判定」
- SoftBank:「オプションの確認・変更」→「SIMロック解除対象機種手続き」※5
- 注意事項や機種名などがあっているかを確認して手続き完了ボタン等をクリックで完了
- ドコモ:注意事項チェック→「手続き完了する」
- au:判定結果が「○」→「こちらからお手続き」→電話番号、機種名が合ってるか確認し「選択」→契約時に設定した4桁のパスワード入力し「次へ」→注意事項などをチェック→「この内容で申し込む」
- SoftBank:注意事項を確認→「解除手続きをする」→「SIMロック解除方法を見る」→指示に従って完了
※5…ソフトバンクのスマホページは「契約確認・変更」→「SIMロック解除対象機種の手続き」
まとめ
上記でも書いた通り自分はSIMロック解除手続きはしておりません。各キャリア公式ページやネットの情報をまとめモノになりますでご了承ください。個人的に言わせてもらえるならSIMロック解除をキャリアでするなら最初から海外サイトなどで解除済み端末を購入する方が後々、楽です。
とは言って人それぞれですのですし、自分も最近「格安SIM」に乗り換えたのでまとめみました。とにかく大手携帯会社はサービス料金が高いと思います。高い分のメリットを自分はあまり感じたことがありません。この記事を見ていただいた方は乗り換えを考えてみてはどうでしょうか?なんせ自分は月々の携帯料金が半額以下になりました。
格安SIMは色々あり、これとはなかなか言えないです。携帯の使い方などによって違ってきます。動画見放題やSNS放題など各社独自のサービスがあるので自分にあった格安SIMを探してみて下さい。
↓自分がMNP(ナンバーポータビリティ)を使って乗り換えた格安SIMの記事です。合わせて読めば乗り換えまでの手順がわかるかと思います。
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