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鍵盤 音楽ブログ

【音楽ブログ】なぜ鍵盤弾きは少ないのか…

投稿日:2019年4月21日 更新日:

サウンドハウス

鍵盤弾きと言っても、ピアニストではなくキーボーディストの事。キーボーディストは他の楽器に比べてデメリットが多いと思います。バンドでもキーボードがいないバンドが多い様に思えます。なんせ自分が通っていた専門学校もキーボード科なくなってしまったし…。

そんなキーボードですが、なぜ少ないのか思い当たる節を個人的意見ではありますがまとめてみました。またキーボードにも良い点もありますのでそちらも合わせてご覧下さい。


キーボードのデメリット

  1. とにかく重い
  2. どこでも練習ができない
  3. 扱えるまで覚えることが多い
  4. バンドでいなくても成立する

1.とにかく重い

とにかく重いしかさばる。
最近ではローランドのJUNOシリーズとか
軽いものもあるがこだわるってくると
2台3台となってくるし
古いもの買うので重量が半端ない。

自分はライブでいつもKORGのCX-3というオルガンと
それを鳴らすレスリースピーカーを持っていくので
もう車でないと持ち運びは無理です。

2.どこでも練習ができない

ギターやベースなどはアンプでは
音が出せないが、どこでも弾ける。
ドラムはセットでは叩けないが
スティックで叩くものがあれば練習できる。
叩くのは自分の足でもいいしね。

じゃ、キーボードはというと
まず電気がないと音が出ない。
鍵盤を弾いても音が出ないから
基本、外では練習できない。

ライブハウスの控え室なんかでは
他の楽器の人たちは自分の出演前まで
曲の練習とかしているがキーボードは
せいぜいリズム練習しかできない。

なんかそんな楽器ですよね…。

3.扱えるまでに覚えることが多い

音色の選択、エフェクトの使い方、
フィルタの開け閉めなど
メーカーによって違うので
買ったてから覚えるのが大変。
それでも最近は直感的になってきてはいるが
音の加工は難しい。
メーカー独自のパラメーターなどもあるので
なかなか思った音になってくれない。

とにかく覚えることが多い。
スタジオなどで使ったことのないキーボードを
レンタルするとホントどう扱っていいのか
わからないから結局、家から持ってくるんですよね…。

4.バンドでいなくても成立する

ライブでキーボードの音だけMTRやパソコンに
録音しておいてその音を同期させて成立させて
してしまうバンドが結構いる。
レコーディングでも同じ。
場合によっては他の楽器の奴が
「俺でも弾けるから…」と言って
レコーディングには来なくていいよと
いう奴がたまにいる…。

こういう奴はホント、一発ぶん殴りたい(笑)
キーボーディストにも他の楽器にない
技術はあるからね…、と愚痴を言ってしまいましたが
現実問題としてキーボーディスト一人分、
単純に人件費が浮くからね。
世知辛い世の中ですよ…。

なんかデメリットばかり見ると
損な楽器だとは思いませんか?
しかし、ちゃんとメリットもあります。


キーボードのメリット

  1. 色々な音が出せる
  2. 2台使えば2人分のパートが演奏できる
  3. ギターに次ぐソロ楽器でもある
  4. 一人でも演奏を成立させることができる

1.色々な音が出せる

色々な音が出せるのがキーボードの
一番の魅力だと思います。
さすがに本物の楽器の音には勝てませんが
他の楽器には出来ないことです。

また電子音系の音もキーボードならではです。
リアルタイムに音を変化させられるのも
キーボードならではだと思います。

2.2台使えば2人分のパートが演奏できる

他楽器はほとんどが両手を使って
ひとつの楽器を演奏します。
ですがキーボードは2台使えば
2パートを演奏可能です。
その分、演奏の難易度は上がりますが、
ライブなどではより曲を豪華に出来たりします。

昔、自分はドラムとキーボードだけで活動してました。
ライブハウスに2台キーボードをも持ち込んで
ひとつをベースアンプにつないでベースパート、
もうひとつのキーボードでメロとコードを弾く。
どうやって弾くんだって思うかもしれませんが
考え方によっては可能なんですよね。
その辺はまた別記事で紹介したいと思います。

3.ギターに次ぐソロ楽器でもある

ギターはバンドの花形なんていいますが
いえいえキーボードだって負けてませんよ。
世の中にはショルダーキーボードなるものが
ありまして、ライブなどで前に出て
演奏できるんですよ。
ギターみたいにワイアレス化も出来るしね。

 

海外ではギターに負けないキーボードはたくさん
いるのですが、日本ではあまりいないのも現実です。
どちらかというと据え置きのもので演奏される方が
多いですね。


いつかギターヒーローならぬキーボードヒーローが
でてくると世間のキーボードのイメージも
変わってくるんだけどな…。

4.一人でも演奏を成立させることが出来る

これは主にピアノの音色とかにはなってしまいますが
バンドの曲とかアレンジすれば一人で
演奏できてしまいます。

キーボードの特性を生かしてスプリット
(音色を鍵盤の範囲を決めて分ける)すれば
ピアノ以外の音色でも可能だしね。
またレイヤー(音色を重ねる)すれば
一人でもより豪華に演奏できるしね。

まとめ

キーボードはまだまだ可能性がある楽器です。
その分、知識が大切になってくる楽器と思います。
楽器の演奏技術もそうですが音楽理論、
音の加工技術、他の楽器の知識など…。
知識面で頼りにされることが多いです。

「楽しけりゃいいんだよ」
ホントこの言葉に尽きると思います。
弾いて楽しいという気持ちがなければ続きませんからね…。
自分なんて30後半になっても未だに音楽活動を続けています。
自分のひとつのライフワークなっています。
誰に何を言われようと楽しければ続けるべきです。

この記事で少しでもキーボードに興味を
持っていただけたら幸いです。

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