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雑記

【生活の知恵】老後2000万円は必要ない?

投稿日:2019年12月7日 更新日:

「年金だけでは今後、暮らせなくなるよ〜」っていう所謂、「2000万円問題」ですが解決してたって話を知っていますか?と言うのも先日、「中田敦彦のYoutube大学」で知った内容でして正直、目からウロコでした。その「2000万円問題」の為に個人的には去年から資産運用を初めたばかりだったので余計にびっくりしてる次第です。

↓中田さんの年金問題のYoutube動画(前編)

↓中田さんの年金問題のYoutube動画(後編)

この内容は自分もそうですが若い世代の方は知っておいた方が良い内容と思いましたので記事にしようと思います。中田さんみたいに頭が良くないので解りづらいかも知れません。そういう方は中田さんの「Youtube大学」の動画を視聴してみて下さい。

なぜ2000万円足りないの?

この2000万円はどこからきたかのか?それは以下の計算の元、算出された金額です。

  • 夫65歳、妻60歳の2人暮しでこの時点で無職である
  • 上記の一般的な世帯において1ヵ月の収入と支出を計算するとおよそ5.5万円足りなくなる
  • この夫婦が今後30年間生きたと仮定

これを計算すると月5.5万×12ヵ月×30年=1,980万円となり約2000万円足りなくなるという試算です。

しかし中田さんも動画内で言ってましたが「一般的な」っていうのは曖昧過ぎますよね。そもそも自営業の人と会社勤めの人では収入(年金)の支払われる額が違う訳だし、夫婦2人暮しではないかもしれないし、支出だってまだローンなどが残っていれば2000万円では足りない訳です…。

つまり老後にいくら足りないかは色々なケースがある為、一概には言えないのです。

なぜ足りなくなると発表した?

上記の様に冷静に考えてみれば一概は言えない内容をなぜ発表したのか?動画内では金融庁は投資を促したかったと言っています。投資を促す事で今元気の無い銀行や証券会社を活気を与え、引いては日本経済を潤そうと考えた訳です。

しかしお金を持ってる中高年の方は既に2000万円は持ってるので大丈夫だと考え何もせず、まだお金のない若い世代がヒートアップしてしまい日比谷公園でデモを起こしてしまう事態になりました。

それはそうですよね、国は「安心して下さい」と言っておきながら老後に「2000万円」用意してないと知らないよって言ってるようなものです。若者は怒るはずです。自分みたいな陰キャはデモにも参加せず慌てて資産運用を初めた訳なんですけどね…。

問題は解決済み?

実は2004年に現役世代の年金の負担を軽減する政策が出来ています。物価の上昇に合わせて年金の年金額を調整する「マクロ経済スライド」という政策です。(リンクは厚生労働省の「マクロ経済スライド」のページへ飛びます)

正直、この「マクロ経済スライド」ですが自分はあまり理解出来ませんでした。要するに物価が上昇したら本来、年金額も上昇するがそれを抑制し浮いた分を次の世代の積み立て金にしようって言う政策らしいです。

動画内ではこれで世代間の不公平差は無くなった、つまり若い世代の負担が大きくなる事は無くなったという解説をしています。説明を誰にでもわかりやすくする為に言い切った言い方をしているかとは思いますが正直、個人的には疑問が残りました。

単純に物価が上がらなかったら調整は行われない訳だしそうなった場合、結局は若い世代に負担が行く事になりますよね…。また段階的に給付額を下げて一般人には気づかれにくくする仕組みとしてワザとわかりづらい「マクロ経済スライド」というものを作ったなんて意見もあるんですよね。

上記の事を踏まえると年金問題自体はまだ完全には解決していないと個人的には思います。

じゃー、どうしたら良い?

結局の所、老後は公的年金のみでは一般水準の生活を維持するのは難しいと思います。なので私的年金である「ideco」や「NISA」「積み立てNISA」の非課税枠を使った投資などで資産運用又は貯蓄し老後の為の積み立て金としてある程度のお金は作っておく事が重要です。

「Life shift」という本がある様に昔と今では働き方、生き方が違います。年金も65歳から60~70歳の間で受け取れる様になりました。
(一部例外があるが、若い世代は関係なし)
受給年齢を繰り下げる事により貰える年金は増えていきます。

受給開始年齢支給率
満60歳70.0%
満61歳76.0%
満62歳82.0%
満63歳88.0%
満64歳94.0%
満65歳100.0%
満66歳108.4%
満67歳116.8%
満68歳125.2%
満69歳133.6%
満70歳142.0%

動画の最後の方で豊かな老後を過ごすには仕事を引退した年齢から公的年金を受け取る年齢を繰り下げし、この間を私的年金などで貯めたお金で過ごすというのがBESTではないかと言う事です。

まとめ

ほぼほぼ中田さんの動画の受け売りですが若い世代の人達には知っていた方が良い話かと思います。老後の資金作るにしても今、銀行に定期で預けても利率が悪いので本当に預けるだけになってしまいます。だったら多少のリスクがあってでも証券口座を開き投資をしたり、個人型年金の「ideco」で資産運用した方が良いです。

投資と言っても「株」ではなく「投資信託」で長期的に積み立て色々なモノに投資する事でリスクは分散出来ます。この辺はまた別の機会に記事にしたいと思います。

↓投資信託の記事

年金の事なんてよくわからないって方は上記に埋め込んだ中田さんの動画を見て下さい。本当にわかりやすく解説しています。早い(若い)段階で年金対策をしておいた方が資金も溜まりやすくなり多少、対策面で融通が効きます。

個人的にも「もっと若いうちに対策しとけばなぁー」と若干、後悔しています。お金はあるに越したことはないです。転ばぬ先の杖ではないですが1度真剣に考えてみてはいかがでしょうか?

↓こちらは「Life shift」の漫画版です。

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