コーヒーはどうしても豆のからひいたモノを飲みたいんですよね。っと言うのも粉で販売しているコーヒーはもう既に酸化してしまって、美味しくないモノがほとんどなんですよ。その点、豆であれば酸化も少なく、豆をひいた時点で香りが広がるので断然、コーヒーは豆からひいて飲むべきなんですよね…。
とはいえ出先で豆をひいてコーヒーを飲むのは、ショップでもない限りなかなか難しいかと思います。それでも車中泊などで美味しいコーヒーが飲みたいと思い、ネットで探して見つけたのがこのコーヒーメーカー。ミルびき器からフィルター、さらにはカップまで付いているのでかなり良いグッズな予感。そんなコーヒーメーカーを今回レビューしたいと思います。
目次
1.商品詳細
〇スペック
メーカー | macros |
型番 | MEK-84 |
サイズ (直径×高さ) | 約8mm×23.5mm |
重さ | 約605g |
材質 | ステンレス ABS PP セラミック |
カップ容量 | 満タン:約260ml ドリップ時:約180ml |
電源 | 充電式(USB 5V 1A) |
充電/稼働時間 | 約2.5~3時間(満充電) /約30分 |
耐熱温度 | 110℃(ABS) |
カラー バリエーション | ・レッド(MEK-83) ・シルバー |
価格 | ¥3,950 by Amazon (2021年8月5日現在) |
〇内容品
- コーヒーメーカー本体×1
- USBケーブル×1
- 取扱説明書×1
2.使用感
グラインダーにコーヒー豆を入れて、電動モーター部分をセットし、電源ボタンを押すことで豆がひけます。豆の粗さは5段階あり、極細~粗挽きまで割としっかりと調整できます。グラインダーでひいたコーヒー粉はそのまま、フィルター部分に落ち、グラインダーを外してフィルターをセットし、お湯をかけてドリップする事でコーヒーができます。
カップも付いているので本当にコレ1台でコーヒーができてしまいます。組み立て置いておけば、車の中に置いておいてもかさばることはないかと思います。車中泊する時やキャンプの時は色々と荷物があるので、車の中が物置状態になりやすいので、コンパクトになるのは良い点ですね。
ミルは臼式で豆をひき終わると自動停止します。電源は内蔵リチウム電池でUSB Type_c端子となっています。パススルー機能(ミルびきと充電を同時する機能)はありません。フィルターは紙フィルターをセットすることなく、金属フィルターとなっているので豆をひいて、そのままお湯をかければコーヒーが作れる様になっています。
肝心のグラインダーは1回で15~18gの豆をひくことができます(コーヒースプーン2杯分くらい)
大体、全てひき終わるのに2~4分程かかり、やはり若干、音がしますが「うるさい」と言うことはない音量かと思います。
〇使用感まとめ
- 操作
- グラインダーにコーヒー豆を入れる
- モーター部分をセットし、豆びきの粗さを指定して、電源ON
- グラインダーが停止したら、コーヒー粉はそのままフィルターに落ちているので、カップにフィルターをセットしお湯を注ぎドリップする
- カップも付いているのでコレ1台でコーヒーができる(お湯は必要)
- 組み立て置いておけば、車の中でかさばることはない
- ミルは臼式
- ひき終わると自動停止する
- パススルー機能はない
- 紙フィルターを用意する必要はない(フィルター部分は金属フィルターとなっている)
- グラインダーは1回に15~18gひけるて、約2~4分で全てひき終わる
- ミルびき時の音は普通(「うるさい」という事はない)
車種別専用設計!ブラインドシェード
3.個人的に良かった点
上記でも書きましたが、やはり組み立てるとかさばらないと言うのがメリットかと思います。以前は車中泊時にコーヒーを飲むのに、手びきのミルびき器とドリッパー、紙フィルターにカップとコーヒー飲むだけでこれだけのモノを積んでました。それが1つになるので個人的にはかなり車中泊向きではないかと思います。
また電源も内蔵電源であり、持ち運びも便利で使用する場所を選ばないのも良い点かと思います。充電も変換プラグは必要ですが、シガーソケットから充電できるし、キャンピングカーなどであればUSB充電できますしね…。
ミルびきが臼式で粗さも簡単に調整できる点もメリットかと思います。手びきのミルびき器だとプロペラ式で豆が均一にひけなく、微粉量も多く、豆の粗さを調整ができるモノが少ないので手びきのモノより断然、性能が良いです。
それでいて価格もオールインワンで¥4,000前後ですので、かなりお得だと個人的には思います。車中泊やキャンプ時に使用するだけでなく、ミルびき器としてオフィスや家庭でもコーヒーを豆からひいて飲む方は1台持っておいてもよい製品かと思います。
〇個人的に良かった点まとめ
- やはり組み立てるとかさばらない点
- 内蔵電源なので持ち運びが容易で使う所を選ばない
- 充電はUSBでできるので車中泊向き
- ミルびきが臼式で豆の粗さを調整できる
- 自動式オールインワンで価格が¥4,000前後と安い
- ミルびき器としても性能が高く、コーヒーを豆からひいて飲む方は持っておいて損はない
4.個人的に悪かった点
1番のネックは大量には作れない点かと思います。1回でひける豆の量が15~18gとなると1~1.5人分くらいとなり、2人分もまかなえません。またカップも最大260mlとこちらも1~1.5人の分量と完全に1人用といった感じですね。
ミルびきの時間も遅いかなと個人的には感じました。っと言うのも別で自動ミルびき器(プロペラ式)を持っているのですが、こちらは10秒程で大量の豆がひけてしまいます。この辺は臼式だから時間がかかるのかも知れません。まぁ、人によってはデメリットになるかと思います。
後は連続してコーヒーが作れない点。フィルターが金属フィルターで、豆をひいてお湯を注げばそのままコーヒーができるのはメリットでもあるのですが、コレは1杯目のみの話で2杯目はフィルターから出がらしをかき出してから使用しなければなりません。
また使い終わってそのまま組み立て放置しておくと、電動モーターが湿って使えなくなる可能性があるので使ったらフィルターを洗い、乾かしてから組み立てないといけない点が若干、めんどくさいですね…。
〇個人的に悪かった点まとめ
- コーヒーが1回で1~1.5人分しか作れない
- ミルびき時間が2~4分と遅い
- 連続してコーヒーを作る時は、フィルターから出がらしをかき出さなければいけない
- 使い終わった後はそのまま組み立てて放置できず、フィルターを洗い、乾かしてから組み立てないと故障する可能性がある
まとめ
やっぱりコーヒーは豆からひいて入れた方が香りもよく、美味しいですよね。それも海を見ながらとか自然の中で入れて飲むコーヒーは最高です。その点このコーヒーメーカーはどこへでも持って行けてかさばらないので旅行や車中泊、キャンプなどにはオススメかと思います。
ただ完全に1人用の設計なのでその辺がデメリットですが、自動ミルびき、かつ、臼式で豆の粗さも調整でき、価格も安いのでとても良いコーヒーメーカーだと自分は感じました。デメリットが許容できるならオフィスや家庭で使っても良いですしね。
内部電源で充電もUSB充電なので、個人的には車中泊向きなコーヒーメーカーだと感じます。何よりかさばらないので、コーヒーは豆からひいて飲む車旅をする方に是非、オススメしたいコーヒーメーカーでした。
公式サイトはこちらから