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雑記

【生活の知恵】資産運用は投資信託で…

投稿日:2019年12月14日 更新日:

以前の記事で「老後2000万円問題」を取り上げましたがその対策として自分は昨年から「投資信託」を始めました。まぁ、まんまと自分は金融庁の思惑に乗っかってしまったのですが、とはいえ2000万円までとは言いませんがやはりこの先の時代、少し老後の為に対策を考えた方が良い様に思えます。お金はあって越したことはないですからね…。

↓「老後2000万円問題」の記事

自分が勉強した中で他の資産運用よりかはリスクは低いと思ったから「投資信託」にしました。素人が本やネットで調べたくらいの知識しかないので上手く説明出来るかわかりませんが記事にしたいと思います。「投資信託」に関しては意外とネットにも情報が載っていますので興味がある方は調べて見て下さい。

投資信託とは

投資家から集めたお金(資金)を元手に専門家が株や債権に投資し運用します。運用し利益が上がれば投資額に応じて利益を分配する金融商品です。この「投資信託(ファンド)」には色々なモノがあり国内株式だけの商品や米国株式だけのもの、債権だけのモノなどがあります。

簡単に言うと色々な株や債権の詰め合わせで、株などに対してその内の何%かをいくつも保有するという考えです。ですので少額での投資も可能なのです。最近ではワンコインで買えるものやポイント購入なんかも出来たりします。

上記で書いたと通り「詰め合わせ」なので分散投資をしている訳です。これにより極端な値下がりを防ぎ、大損を避けられるメリットがあります。

しかし少なからず値下がりする事もあり元本割れが発生する可能性もあります。また投資信託購入時にかかる手数料(購入手数料)や持ち続けてる時に発生する手数料(信託報酬)がかかる商品もあります。

  • 購入手数料…おおよそ購入金額の1~3%
    (購入手数料がかからない商品もありこれをノーロード投資信託と言います)
  • 信託報酬…別名「運用管理費」
    純資産総額(規模の大きさ)に対しておおよそ0.5~2%

○投資信託まとめ

  • 投資信託とは株や債権などの詰め合わせ
  • メリット
    1. 少額から投資出来る
    2. 運用はプロがするので知識やテクニックが必要ないので始めやすい
    3. 分散投資なのでリスクが少ない(大損する可能性が低い)
  • デメリット
    1. 値下がりする可能性はあるので元本割れをする事が少なからずある
    2. 購入や投資信託の保持には手数料がかかる

どこで買えるの?

投資信託は証券会社で口座を開設して購入します。銀行や保険会社も投資信託の商品を持っていますがどれも利率が悪くこちらの2つで購入する事はオススメしません。また投資信託商品の数が証券会社と比べると極端に少ないです。

証券会社も2つに別れ、窓口で証券マンと相談しながら購入するモノとネットで購入するネット証券があります。もちろんどちらも口座の開設は必要で窓口の方が知識がなくても証券マンが手続きしてくれるので楽ではあります。

が、相手も商売なので手数料がかかったり営業をかけてくるので個人的には窓口での購入はオススメしません。やはりそれなりに知識を身に付けネット証券で口座を開設し購入する方が手数料もかからず、わずらわしい営業もないので良いと思います。

知識と言ってもネット証券での口座開設はそれほど知識が必要って訳でもありません。ネット証券の「口座開設フォーム」で必要事項を入力し、個人ナンバーカードの裏表あるいはマイナンバー通知カードと本人確認書類(免許証や保険証など)をスマホなどで写真を撮り、アップロードフォームにアップロードするだけです。もちろんネットだけでなく証券会社にもよるでしょうが郵送でも対応しています。

注意点として入力フォームの「特定口座」の項目がよくわからないと思いますがこれは利益が出た時、株や投資信託などは利益に対して約20%の税金が課せられます。という事は確定申告で申告しなければいけません。それを証券会社の方でやってくれのが「源泉徴収あり」の項目になります。ですのでモノ好き?でない限り「源泉徴収あり」の項目を選びましょう。

手続き終了から大体1~2週間くらいで口座が開設出来ます。

○どこで買えるの?まとめ

  • 証券会社で口座を開設し購入する
  • 間違っても銀行や保険会社の投資信託商品は買わない(利率が悪く商品数が少ない為)
  • 証券会社はネット証券を選ぶ
  • 口座開設手続はそれぞれのネット証券ホームページからネット上だけで手続き出来る
  • 手続き終了から1~2週間で口座開設となる


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銀行口座と何が違うの?

証券口座は銀行口座と違い振込や自動引き落としなどには使用出来ません。その代わり購入した株を預けたり、現金の預入れや払戻しは出来ます。なので投資に特化した口座という事です。また証券口座に預けているだけでもMRF(マネーリザーブファンド)という投資信託で運用され銀行口座に預けた時と同じくらいの金利が付きます。

証券口座からお金を出し入れする場合には証券口座を開設する時に指定した銀行口座を通じて入出金依頼し、入出金します。当然、入出金には手数料がかかりますがネット銀行や大手銀行でもネットで手続きすると手数料がかからなかったりします。ですのでネット証券で口座を開いた場合、銀行口座の操作もネットで出来る様に準備した方が良いです。

証券口座には非課税口座すなわち、ある一定の金額までの投資金額には税金がかからない枠があります。これを「NISA」「積み立てNISA」と言います。最大NISAなら5年間、積み立てNISAなら20年間、配当金などが非課税となります。ただし利用するには上記で書いた「特定口座」とは別にNISA用の口座を開設しなければなりません。NISA口座は20歳以上の人なら誰でも開設出来ますが、1人1口座までで「NISA」と「積み立てNISA」は同時に開設出来ません。またNISA口座を開設して別の証券会社で積み立てNISA口座を開設する事も出来ません。

このNISAに関しては2024年から2階建て制にし「新NISA」とする事が決定された様です。1段階で20万円まで低リスク商品(投資信託など)に投資した人だけが2段階めの枠が使え、最大102万円の枠が使えるとの事です。

  • NISA··年間120万円まで5年間非課税
  • 積み立てNISA···年間40万円まで20年間非課税(ただしNISAに比べて投資出来る商品は少ない)
  • 新NISA···年間20万円まで低リスク商品に投資した人が最大102万円まで非課税投資枠として使え最大5年まで(総額122万円まで5年間非課税・2024年から)

○銀行口座と何が違うの?まとめ

  • 証券口座は購入した株を預けたり現金の預入れ、払戻しは出来るが振込や自動引き落としは出来ない
  • 証券口座から入出金する場合は証券口座開設時に指定した銀行口座から入出金依頼をし入出金する
  • ネット証券を利用する場合はネット銀行又は大手銀行口座をネットで操作できた方がお得
  • 証券口座には「特定口座」とは別に非課税口座があり、口座開設時に一緒に開設と良い
  • 非課税口座は20歳以上であれば誰でも作れるが1人1口座まで

どの様に投資すればよい?

まず証券口座開設時に「特定口座」と一緒に「NISA」か「積み立てNISA」用口座のどちらかを同時に開設しましょう。数年ですが非課税っていうのは結構、大きいですよ。普通なら仮に100万円儲かったとして約20万円は税金で持ってかれるので使わなきゃ損です。

儲けが最も上がるのはその商品が値打ちが低い時に多く買い、値打ちが上がっりきったら売るのが最も稼げますがその商品が上がるか下がるかなんてプロではないのでわかりませんよね…。プロですら上がるか下がるかなんてわからないですよ。

ですのでいくつかの商品に分けて定期的に定額投資します。商品を分けるのはリスクを分散する為です。そもそも投資信託1つの商品自体が分散投資な訳ですからさらに分散投資してリスクを最小限にするわけです。

定期的に定額投資する理由として例えば最初に買った商品が次の月に値打ちが上がった場合、同じ金額で買い付け数(保有数)が少なくなり逆に値打ちが下がった場合、同じ金額で買い付け数(保有数)が多くなります。こうすることにより結果的に買付単価が平準化することになります。これをドルコスト平均法と言いいさらにリスクを分散します。

ただし短い期間だと逆に買付単価の平均が上がってしまう可能性があるので長期運用でのリスク回避手段となります。因みに自分は月に4商品に1万づつ購入しています。年間で総額48万円です。

また投資信託は長期間運用する事で収益をあげる仕組みがあります。例えば年間100万円で運用し利回りが2%だったとします。この場合100万円の2%だから2万円の配当となります。これは100万円に対する配当となります。さらにこの配当を元金に加えて次の年も運用し同じく利回りが2%だったとしたら配当が2万円ではなく、102万円の2%となり2万400円となります。つまり利回り(利子)にもまた利回りがつく事になります。これを複利と言います。

これは長期運用すると非常に大きい差となります。要するに儲かった分を回収せず次の年の元金に組み入れ運用する事によりさらに儲けが大きくなるのです。だから投資信託は長期運用が必須となってきます。

ただしこの複利は利回りがマイナス場合にもかかってきますのでその場合は早めに損切り(これ以上損しない為に売ってしまう事)をしましょう。っと書きましたが一概に早く損切りをするのは逆に損する場合もあります。

リーマンショックの時、多くの投資家達が投資信託を手放したそうです。その後にほとんどの投資信託商品が持ち直し、結果的に値打ちがガクッと落ちた時に損切りした人が損をしたという事例があります。逆に考えて下さい。値打ちが下がった時に買い付ければ多く保有でき、そして持ち直しせばそれだけ買付単価が低くなりそれだけ儲かるのです。

○どの様に投資すればよい?

  • 限界まで「NISA」「積み立てNISA」口座で投資をしましょう
  • 投資信託の投資はいくつかの商品に分けて定期的に定額で投資しましょう
  • 投資信託は長期運用する事でリスクが減少し、儲けが大きくなる可能性があります
  • 値打ちが下がってもすぐには損切りはせず、しばらく様子を見てからどうするか考えましょう

まとめ

長々と書きましたがこれが投資信託です。他の投資と比べるとリスクが少なく長期運用する事で利益を得る仕組みです。ですので大事なのは値打ちが上がっても下がっても一喜一憂しない事。また何時までにいくら貯めるかを明確にしておく事です。そうしないと売るタイミングを失います。

こういう話は胡散臭く思われるのであまり話したくないんですけどね…。自分も親に進めたのですが「個人でやるのは自由だけど程々にしろよ」とあしらわれました(´・ω・`)ショボーン

現在、自分は1年ほどの運用で大体6~7万円の利益が出てます。銀行に預けていてもこの利益はこんな短期間では絶対に出ません。だった多少のリスクを背負ってでも銀行に預けるのではなく投資信託で投資した方が絶対に良いと思います。むしろ銀行に預ける感覚で投資信託をすると良いのかも知れません。

最後に投資信託は株などの投資に比べるとリスクは低いとはいえ、損する可能性もあります。ですのであくまでも自己責任で行って下さい。

↓自分が投資信託をしようと思ったきっかけの本です。かなり目からウロコでした。

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