遂にこの日が来ました。昨日、府中試験場にて本免技能試験を一発合格し免許を頂きました。いやー長かった…。仮免の学科を受けたのが半年前。そこから仮免技能試験が受かったのが5月の後半。そして6月の頭に本免の学科を受けて昨日、本免技能合格で晴れて免許get👍
一発試験の本免技能試験は仮免技能試験よりかは簡単だと言われていますが、やはりポイントを押さえた運転をしなければ受からないと思います。逆に言えば仮免技能試験で出来た事がそのまま路上でも出来きれば、ほぼ受かる=簡単ということなんだと思います。そこで今回は一発試験の本免技能試験のポイントを紹介したいと思います。
本免技能一発試験のポイント
- 仮免技能でやった事を実践すべし
- 歩行者、自転車には細心の注意を払うべし
- 右折時の注意点
- 停車時の注意点
- 方向転換、縦列駐車について
1.仮免技能でやった事を実践すべし
「仮免技能でやった事」とは安全確認、右左折時の幅寄せ、障害物の対処のことでこれは確実にやりましょう。安全確認、右左折時の幅寄せは仮免に受かっているのであればあまり意識しなくもできると思います(そもそも出来てないと仮免は受かりません)
問題は障害物。路上には結構、停車している車があります。二車線の道路なら右側に入ってしまえば良いですが、一車線ならそうは行きません。実際、自分も試験の時、一車線の道路で避けて戻ったらすぐにまた停車車両がありそれを避けて戻ったらまたありってのを4回くらい繰り返しました。
どんなに道幅が広くても避ける時は絶対にウインカーを出して避け、戻る時もウインカー出して戻る様にして下さい。これをやらないと減点になります。また対向車が来ている時は障害物の後ろで待ち、対向車が過ぎてからウインカーを出して避けましょう。
2.歩行者、自転車には細心の注意を払うべし
主に右左折時ですが、歩行者信号が赤に変わるギリギリで渡ってくる歩行者、自転車には気をつけましょう。気づかずに交差点を曲がろうとして急に歩行者などが出てきた時は間違いなく試験官がブレーキを踏みます。試験官ブレーキは一発で不合格になるので細心の注意を払って下さい。
自転車が道路上を走行していて狭い道で横切る時に安全なスペースを確保出来ない場合、自転車の後についていく事になります。タイミングを見計らって避けていくのですが中々難しい操作になるので道を抜けるまで後についていくのが無難な気がします。
またこの先、横断歩道があるよってマーク(◇←これ)があり見通しの悪い所では減速して様子を見ましょう。あきらかに歩行者がいない、出てこない場合を除き減速した方が懸命です。上記でも書いた通り試験官にブレーキを踏まれれば一発OUTです。
3.右折時の注意点
右折は自分が先頭車両の場合は交差点の真ん中付近まで行き(停止線があるならそこまで)、対向車の切れ目か信号が変わったら右折します。切れ目を待っている時に両サイドの歩行者が来てるかどうか確認しておくと良いと思います。
自分が2台目の場合、前の車の後につくのではなく、信号機手前の停止線で待ちます。ついて行ってしまうと1台目が信号変わるギリギリで右折した場合、交差点で取り残されてしまい非常に危険です。しかしついて行っていい場合もあります。それは補助信号(矢印信号)がある場合です。例え赤になっても補助信号が出るので何台か右折出来る時間があるからです。1台目か2台目かで対処が違うので注意しましょう。
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4.停車時の注意点
試験中、一度だけでどこかで停車して下さいとの指示があります。停車指示を出す場所はバス停がある道などの場所が多いので注意が必要です。また交差点(特にT字路)なども停車出来ません。停車場所を探していると次の交差点まで行ってしまう事があるので、指示があったら早目に止めるのがコツです。
恐らくですが試験官が指示したタイミングが一番、停車出来る場所かと思います。
5.方向転換、縦列駐車について
本免技能試験は路上だけでは終わりません。路上で70点以上残っていれば試験場のコースで方向転換か縦列駐車を行います。そうつまり路上+方向転換or縦列駐車で70点以上残さないと合格ではないのです。方向転換、縦列駐車共にバック操作になります。バックは行きたい方向にハンドルを切る(左に行きたいなら左)って事を忘れない様にしましょう。
○方向転換
方向転換は入ってきた入り口からポールが立っているBOX内にバックで車体を入れて、ウインカー出して入り口の方へ戻ります。手順は下記の通り。
- 入り口から侵入したら一時停止し、BOX内に何も無い事を確認します。
- 縁石に30cm幅寄せし、奥側のポールが車体の大体中心(運転席、助手席の後)に来たら一旦停止します。【黒矢印】
- BOXと反対側にハンドルを全部切り、角度をつけます。大体45度くらい。【赤矢印】
- ハンドルを3で切った逆側に全部切り、ギアをバックに入れ安全確認をし、曲がる側のサイドミラーを下向きにします(縁石にぶつからないかを見るため)
- ゆっくりバックでBOX内に入れ、車体がまっすぐになったらハンドルを元に戻し、大体ポール3つめまでバック。【橙矢印】
- ギアをDに戻し安全確認、ウインカーを出し入り口側へ出る。この時、直角に曲がる事になるのでクランクを曲がるのと同じ要領で曲がります。【青矢印】
5でバックしてる時にもし縁石に当たりそうになったら一旦停止し、縁石とタイヤの間に隙間が空いている内にハンドルをまっすぐにしてバックし、角の中間でもう一度行きたい方向にハンドルを切ります。イメージ的には角を巻き込む感じでバック。こうすれば狭くなった隙間を維持したままバック出来るかと思います。これは実際やってみないと判らないと思うので練習の時に確認して見て下さい。
○縦列駐車
縦列駐車はBOX内に完全に車体を入れることになります。サイドミラーまで完全にBOX内に入れなければ入った事にはなりません。入れば良いのでまっすぐなくても良いようですが結局、入ってから出るのでまっすぐの方が良いと思います。またBOX内に入ったら駐車の手順をし、「入りました」と試験官に伝えて終了です。
- 入り口から侵入したら一時停止し、BOX内に何も無い事を確認します。
- ポールに平行に50cm(腕一本分)幅寄せし、奥側のポールに車体の後をあわせ停止します(運転席から奥のポールが後部座席の窓で見えなくなる位置)【黒矢印】
- ギアをバックに入れ安全確認をし、BOX側にハンドルを全部切ります。バックしながら角度を作りBOX側とは反対のサイドミラーでBOX奥のポール(緑の点)又は縁石の角が見えるまでバックし見えたら停止します。 【赤矢印】
- ハンドルをまっすぐにしてBOX側のサイドミラーを下向きにし(縁石にぶつからないか見る為)バックを再開【橙矢印】
- BOX側のサイドミラーが前ポール超える一歩手前でハンドルをBOXと逆側に全部切り、車体をまっすぐにします。【青矢印】
- 入り口側のサイドミラーでポールが2つ分見えていればサイドミラーまで完全にBOXに入っているので、駐車の手順をし「入りました」と試験官に伝えて終了です。
6でポールが2つ分見えない場合、まず前にギリギリまで進み、ハンドルをBOX側に全部切り安全確認をし、バックである程度、寄ったら車体をまっすぐにします。一度BOXから出てやり直しても良いかと思いますが、BOX内で幅寄せした方が早いと思います。
方向転換、縦列駐車共に4回切り返しをしたら終了ですので注意して下さい。
まとめ
試験官にもよるのでしょうが、個人的には採点は仮免に比べると甘めに見えました。上記の事で一番気を付けるのは2の歩行者、自転車の動きです。いくら途中まで上手く運転出来ていても、試験官が危ないと判断しブレーキを踏まれたら即終了です。これだけは避けなければなりません。
路上コースもワザと工事している所や狭い道を選んで通りますがスピードを落とすなど安全に留意すれば落ちる事はないかと思います。
仮免技能さえ受かれば本免は楽っていうのは、個人的にはそうかなと思いました。本免は意外とあっさり受かった印象です。なので諦めなければ一発試験で免許取るのも夢じゃないと思います。一発試験で免許を取ろうと考えてる方の少しでも参考になりましたら幸いです。
(自由テキスト)