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【音楽ブログ】1コードセッション

投稿日:2019年5月17日 更新日:

サウンドハウス

セッションバーとか行くと昔のフュージョンとかジャズとかの曲を演るのでなかなか1コードでセッションってないんですが、バンドでセッションを演ると大体1コードで演ることが多い。キーボードの立場からすると勝手にギターやベースが始めてそれに合わせてドラムがリズムを叩く。なので結構、焦ります。

だってKeyがわからないじゃないっすか…。ギターとベースは指板を見ればわかるんだよね。(ギターの6〜3弦とベースの4〜1弦はチューニングが特殊なものでなければ同じ)ドラムは音階ないし…。

まぁ、キーボードは耳を鍛えろって事なんですがバンドの1コードセッションの場合は大体KeyはEmかAmです。理由として弦楽器が開放弦が使えるのとマイナーの方がペンタトニックスケールの聞こえが良いからかと思います。

Keyはわかったけど1コードで何したら良いのって方がいらっしゃいます。ずっとソロを弾くわけにもいかないですよね。そこで今回は1コードセッションのコツというか自分が1コードセッションで演ってる事、考えてる事を書きたいと思います。

1コードセッションのコツ

  1. 周りの音を良く聞く
  2. ソロは気持ちの良いところまで
  3. 自分から展開のきっかけを作る
  4. 1コードにこだわらない

1.周りの音を良く聞く

これセッションの基本なんですが、意外と周りの音を聞いてない人が多かったりするんですよね。周りが盛り上がってきたら自分の手数を増やすとか逆に、静かになってきたら手数は少なく、あるいは弾かないのもありだと思います。またギターがコードを弾いてるならキーボードはアルペジオにするとか、ドラムの決めフレーズにバッキングをあわせるとか…。

これは人間でないと出来ません。バッキングトラックなどyoutubeで上がってたりしますが、出来合いの物を流しているだけなので、自分の気持ちいいとこで盛り上がったりはしてくれません。演奏する人がちゃんと周りの音を聞いて盛り上げたり静かにしたりするのがセッションの醍醐味だと思います。

2.ソロは気持ち良いところまで

ギターを弾く人に多いんですが、ソロが回ってきたらずっ〜〜〜と弾いている方がたまにいらっしゃいます。これ以上、バッキングで盛り上げられないよって演奏をしてるのにお構えなし…。こういう場合は自分は弾くのを止めます(笑)

ギター以外の楽器はソロってなかなか曲中で弾かないから、短くなるんですよね。それにどんなにソロのセンスがあって上手い人でもせいぜい48小節ぐらいじゃないですかね。

バッキングしてる人たちが困るような長いソロはやめましょう。自分の気持ち良いところで切り上げるのが良いかと思います。少しでもソロが惰性に感じたらそれは直ぐにやめた方が良いです。

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3.自分から展開のきっかけを作る

他の楽器が今、何をしてるのかよく聞いて仕掛けましょう。例えばみんなでずっとバッキングやってんなって思ったら次の小節から自分はソロを取るとか、ベースだけソロをとってないなと思ったら、バッキングの音量を下げてみるとか…。そのきっかけに気付いた他の楽器がそれに反応してくれます。

一番いけないのが、待ってしまう事です。他の誰かが仕掛けるだろうと思ってずっと同じことを繰り返すと何時までもたっても展開してかない可能性があります。勿論、相手の出方を伺う時もありますが、なかなか展開しないなと思ったら自分から仕掛けてみましょう。

4.1コードにこだわらない

これ結構、やっちゃう方が多いと思うですがKeyのコードでしかバッキングを弾かない方がいらっしゃいます。例えばKey=EmだったらEmしか弾かない…。これはセッションの可能性を狭めます。そのKeyのダイアトニックコードならほぼ外れる事はありません。そこがうわモノの強いところでバンド全体で考えればオンコードとなります。

ですのである程度、キーボード側でコード進行が作れてしまうのです。コード進行が出来ると4小節で一回りなどのメリハリもつくし、耳の良いギターやベースだったらそのコードをコピーして合わせて弾いてくれます。

ただうわモノ楽器が自分以外にいる場合は注意が必要です。自分以外のうわモノ楽器がダイアトニック上でコード進行作って弾いてる場合はこちらはそれに合わせるか、Keyのコードを弾いた方が良いでしょう。

まとめ

セッションは相手の音を聞いて自分はどう弾くか考える場であると思います。特に1コードの場合、曲ではありませんから決まったフレーズとか演奏とかもありません。だからより自由なのです。

だからこそ最低限のルールは守るべきだし、自ら仕掛けるべきです。またこういうフレーズはどうだろうなど、試す場でもあると思います。それは例え音が外れたとしてもそれは試すべきです。

老舗のセッションバーとかいくと常連さんがいてマウント取られたりするので(汗)バンドを組んでいる人はまずバンド内で演ってみるのが良いかもしれません。それからお店に行くと良いと思います。後は1コードセッションも演ってるお店に行くと良いですね。

いかがでしょう?セッションは確実に自分の演奏レベルを引き上げてくれる場だと思います。もし誘いがあって行くのを躊躇ってるならそれは行くべきです。例え弾かなくても、人の演奏を見る事は為になります。是非、1コードセッションから始めてみて下さい。


おまけ

短いですが1コードセッション風のものを作ってみました。KeyはEmでキーボードはEm-D-C-Dとコードチェンジしています。ベースはEmで弾いてるので当然、オンコードとなるのですがセッションでオンコードになるとこんな感じっていうのがわかってもらえると幸いです。

Soundhouse 

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