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鍵盤 音楽理論

【音楽理論】代理コード(マイナー編)

投稿日:2019年8月14日 更新日:

今回は代理コードのマイナーkey編です。基本的な事はメジャーkeyとほぼほぼ同じなので最初にメジャー編を見て頂いてからこちらの記事を見てもらえるとよりわかりやすいかと思います。

↓代理コード(メジャー編)の記事

さてマイナーkeyですがマイナーkeyのスケールは3つありますよね。ナチュラルマイナー、ハーモニックマイナー、メロディックマイナーの3つです。スケールが3つある分それだけ代理コードも多いと言う事です。

ディグリーネーム

マイナーkeyのディグリーネーム(度数)ですがいくつかの表記の仕方があります。人によって解釈が違うので自分の覚えやすい方で覚えるのが良いです。ですがマイナーkeyのディグリーは他人と擦り合わせる時は注意が必要です。

2つ紹介しますが出来れば両方とも覚えておいた方が良いです。相手は自分の感覚で喋るので「あれ、違わない」と思っても両方わかっていれば、「その考え方か」とわかるので、あとは自分の覚え方に当てはめるだけです。

自分の経験上、ジャズなどをやってる方は2の表記の仕方で考える方が多い様です。まぁー、2の方が確かに効率的ではあるんですけどね…。

1.マイナーkeyのトニックマイナーを1度と考える

key=Amなら「Am」を1度と考える表記の仕方です。注意点としてディグリーネームはメジャーkeyを基準にして書く人が多いです。なので下記の表を見てもらえばわかりますが、この表記の仕方だとⅢ、Ⅵ、Ⅶ度に♭がつきます。

Aメジャースケールだとド、ファ、ソは#してますよね。AナチュラルマイナーはAメジャースケールと比べると全て白鍵のスケールなのでメジャースケールで#した所を半音下げた(♭する)スケールになります。なのでディグリーにも♭を付けるという考え方です。

それとは別にマイナーkeyはマイナーkey固有のものとして考えて♭を付けない方もいらっしゃいます。どちらが正しいとは一概に言えませんが、(ほとんどの理論書などではメジャースケールが基本)とにかく自分の中で理解出来ていて覚えやすい方で覚えれば良いと思います。

○ナチュラルマイナー

ディグリーⅠmⅡm(♭5)♭ⅢIVmⅤm♭Ⅵ♭Ⅶm
key=AmAmBm(♭5)CDmEmFG

○ハーモニックマイナー

ディグリーⅠmⅡm(♭5)♭ⅢIVm♭ⅥⅦm(♭5)
key=AmAmBm(♭5)CDmEFG#m(♭5)

○メロディックマイナー

ディグリーⅠmⅡm♭Ⅲ(#5)IVⅥm(♭5)Ⅶm(♭5)
key=AmAmBmC
(#5)
DEF#m
(♭5)
G#m
(♭5)

2.メジャースケールのディグリーを当てはめる

マイナーkeyはメジャーkeyの平行調(スケールの音自体は同じ)なので、メジャーkeyのトニックを1度して表記する方法です。key=AmならCを1度とします。

こちらの方法だとメジャー、マイナーで分けて考える必要がないので楽ではあります。ジャズのスタンダード曲などは曲中で平行調へ転調する曲が多くアレンジなどする時に転調する度にメジャーのディグリー、マイナーのディグリーと分けて考えるとこんがらがってしまいます。なのでジャズプレイヤーはこの表記の仕方で考えているのだと思います。

○ナチュラルマイナー

ディグリーⅡmⅢmIVⅥmⅦm
(♭5)
key=AmCDmEmFGAmBm
(♭5)

○ハーモニックマイナー

ディグリーⅡmIV#Ⅴm
(♭5)
ⅥmⅦm
(♭5)
key=AmCDmEFG#m
(♭5)
AmBm
(♭5)

○メロディックマイナー

ディグリー
(#5)
#IVm
(♭5)
#Ⅴm
(♭5)
ⅥmⅦm
key=AmC
(#5)
DEF#m
(♭5)
G#m
(♭5)
AmBm

※大体の音楽理論書はマイナーのディグリーネームは上記の1の考え方で書いてあることが多いのでこの先の説明は1の考え方で表記します。



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スリーコード

マイナーkeyもメジャーkeyと同じく主要3コードは、Ⅰ、IV、Ⅴ度がルートのコードとなります。3つのマイナースケールでⅠ、IV、Ⅴ度の音をルートにして作れるコードは、

コード
ルート
ディグリーkey=Am
Ⅰm(7)、ⅠmM7Am(7)、AmM7
IVIVm(7)、IVM(7)Dm(7)、DM(7)
Ⅴm(7)、Ⅴ(7)Em(7)、E7

です。メジャーkeyと比べるとIVのサブドミナントコードとⅤのドミナントコードにマイナーコードがありますね。これをそれぞれサブドミナントマイナードミナントマイナーと呼びます。機能的には普通のサブドミナントとドミナント同じです。但しドミナントマイナーはトニック・トニックマイナーに行こうとする導音(主音の半音下:key=AmならG#)がない為、マイナーkeyでもドミナント(key=AmならE)が使われる事が多いです。まとめると、

機能ディグリーkey=Am
トニック
マイナー
Ⅰm(7)、ⅠmM7Am(7)、AmM7
サブドミナントIVM(7)DM(7)
サブドミナント
マイナー
IVm(7)Dm(7)
ドミナントⅤ(7)E(7)
ドミナント
マイナー
Ⅴm(7)Em(7)

となります。こうしてみるとメジャーkeyよりマイナーkeyの方がコード進行のバリエーションが豊富に出来る事がわかると思います。

代理コード

もうお気づきの方もいるかも知れませんが「代理コード」は主要和音(スリーコード)以外は代理コードとなります。それぞれの機能に近い響き(コードの構成音)を持ったコードが代理コードです。

機能代理コード
(ディグリー)
key=Am
トニック
マイナー
♭ⅢM(7)
Ⅵm(7)(♭5)
CM(7)
F#m(7)(♭5)
サブドミナントなしなし
サブドミナント
マイナー
Ⅱm(7)(♭5)
♭ⅥM(7)
♭Ⅶ(7)
Bm(7)(♭5)
FM(7)
G(7)
ドミナントⅦm(7)(♭5)
Ⅶdim7
Gm(7)(♭5)
Gdim7
ドミナント
マイナー
なしなし

セカンダリードミナント

セカンダリードミナントの説明はメジャー編をご覧下さい。マイナースケールは3つあるのでそれだけセカンダリードミナントも存在します。

○ナチュラルマイナー

ディグリーセカンダリー
ドミナント
key=Am
♭Ⅲ♭Ⅶ(7)G(7)
IVⅠ(7)A(7)
Ⅱ(7)B(7)
♭Ⅵ♭Ⅲ(7)C(7)
♭ⅦIV(7)D(7)

○ハーモニックマイナー

ディグリーセカンダリー
ドミナント
key=Am
IVmⅠ(7)A(7)
Ⅱ(7)B(7)
♭Ⅵ♭Ⅲ(7)C(7)

○メロディックマイナー

ディグリーセカンダリー
ドミナント
key=Am
ⅡmⅥ(7)F#(7)
IVⅠ(7)A(7)
Ⅱ(7)B(7)

裏コード

もちろんマイナーkeyでも裏コードは使えます。裏コードの説明もメジャー編をご覧下さい。裏コードの探し方は解決するコードルートの半音上の7thコードです。

まとめ

マイナーkeyはメジャーkeyと比べるとスケールが3つある分、少し複雑です。特にディグリーネームはこんがらがると思います(この記事を書いていて実際、自分がそうでした…)

なぜ2通り覚えた方が良いかと言うと自分の経験上でセッションをする時に実際、両方言われた事があるからです。「マイナーkeyの1-6-2-5で…」と「6-4-7-3で…」は同じ意味なんですよね。この辺は解釈の違いだからわからなければ素直に聞けばいいんだけど、音楽やってる人て自分を含めて天邪鬼じゃないですか…。なかなか素直に聞けないんですよね(笑)

まぁ、1番良いのは耳を鍛えて他の楽器がどう進行していてどのコードを鳴らしているかわかるのが良いんですけどね…。なかなか難しい。

なので少しでもわかるように知識を貯めておく事は良い事だと思います。咄嗟の時に知識は身を助けます。なのでこういう考え方があるというのだけでも覚えておくと良いでしょう。

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