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【音楽ブログ】クラシックとポピュラー(ジャズ)音楽の違い

投稿日:2019年11月17日 更新日:

まぁ、曲を聞けば違いはわかりますが根本的に考え方が違うんですよね。音楽理論も違うし演奏の仕方も違います。演奏能力で言えばクラシック出身の人の方が技術があるって思われがちですが、曲にもよりますが実際そうでも無いしクラシック出身だから困った事も出てきます。

少々、過去の記事ですが面白い記事を発見しました。

上記の記事を読んでもらえばわかるかと思いますが演奏に対する脳の使い方が違うのです。今回は自分の経験も含めて、よりこの違いについて掘り下げて見たいと思います。

作曲の違い

まず前提としてポピュラー音楽はジャズ理論が元になっています。なのでクラシックとジャズの違いと言っても過言ではありません。

作曲で大きな違いと言えばコードの有無です。コード=和音ですが和声法が確立されるまでクラシックは対位法を用いて作曲されていました。対位法については過去に記事にしているのでそちらを参考にして下さい。

↓対位法の記事

「対位法」の記事でも書きましたがクラシックは横に考え作曲し、ポピュラー(ジャズ)音楽は縦(和音)を考えて作曲しているのです。和声法確立後もクラシックではあくまで横を意識した作り方です。「和声法」についてはまた別記事で紹介したいと思います。

クラシック音楽理論とポピュラー音楽理論の大きな違いには禁則の有無があります。クラシックでは次の和声に動く時に行っては行けない音があります。例えば1、5、8度の連続進行は禁則となっています。この辺は対位法で作曲していた時代、自然とやっていたのをルール化したモノかと個人的には思っています。

それに対してポピュラー音楽は禁則は基本ありません。和声法の禁則があるとコードの定義が出来なくなる事があり、コードの転回系が指定される事にもなります。

和声法は禁則を持たせる事でより綺麗に和音が響く様にと考えられた方法ですが、現代で言えば曲の感じ方は人それぞれですし、ジャズとかでは和音の構成音をワザとぶつける和音の考え方もあるので、個人的にはどっちが良いとは言い難いです。

それよりかはどちらの良い点も吸収し作曲した方が良い様に思うですがね…。意外と揉めたりするのですよね…。

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演奏の違い

上記の「クラシック・ジャズピアニストの脳の使い方の違い」の記事を見るとわかりますが、簡単に言うとクラシックは曲を譜面通りに正確に弾くことを考え、ジャズは譜面に書いてある事を自分なりにどの様(自由)に弾くか考えます。

なのでクラシック出身の人はアドリブは苦手な傾向にあり、ジャズ出身の人は譜面に対しての正確さに欠ける傾向にあります。勿論、それぞれのジャンルの中で弾くのであればそれは当たり前の話なので弱点にはなりえません。

逆に言えばそれが強みでもあります。クラシック奏者は譜面さえあればどんなに高度な曲でも弾けてしまい、ジャズ奏者は譜面にアレンジを即興で加えて演奏が出来るのです。

またクラシックでは演奏で基本、濁った音は弾きません。しかしブルースなどのジャズよりの演奏では音と音の間の音(ブルーノート)を表現するのに鍵盤など半音を指を引っ掛けて弾いたり、同時に弾いたりします。これは結構、大きな違いでそもそもクラシックの弾き方にはないので苦労する様です。

クラシックには一定のリズムがないのも大きな点で、表現の仕方でテンポが早くなったり遅くなったりします。なのでクラシック出身の方がバンドに入って演奏するとリズム感が悪い事が多いです。指揮者には合わせられるのにドラムなどのリズム楽器に合わせられないのが不思議な所なんですけどね…。

一方ジャズ奏者は自由に弾く為、運指が独自のモノになりやすく、クラシックピアノの早弾きの曲とかは指が回らない事があります。クラシックは難解な曲には運指が指定されており、理にかなった運指となってるのでそれ以外で弾こうとすると次の音に間に合わなかったりと上手く弾けません。

自分もそうですがクラシックとは逆でリズムがない所の弾くのは苦手な人が多いと思います。フリーテンポで他の楽器と合わせるのは難しいです。

結局、どっちが優れている?

どちらも一長一短あるので、どちらが優れているって言うの言い難いです。ですがその道一筋の方々はどちらのジャンルも気難しい人が多く、個人的に言わせてもらえば頭の硬い人達が多いです(^_^;)

譜面通りに弾く(読譜力)技術はクラシック出身の人の方が圧倒的に凄いし、アドリブを弾く技術はジャズ出身の人が圧倒的凄いしね…。

聞く側の立場になったらどっちが優れているかではなく、好みの問題ですし…。その曲、その演奏が好きか嫌いかでしかないと思うんですよ。だからこそ違いがあれど個人的には優劣はないと思います。まぁ、優劣をつけたがるうるさい人達は結構いますがね…。

まとめ

どちらにも理論や考え方があり、それを元に作曲したり演奏したりします。あくまでその理論や考え方を使えばそのジャンルの音楽に近いモノが出来ます。裏を返せばただそれだけなのです。違いはあれどそのジャンルを作ったり、演奏したりする手段でしかないという事です。

なのでどちらが優れているかではないと思います。音楽で大事なのは聞き手がどう判断するかだと思います。どんな理論を使おうが、どんな考え方で弾こうが良いモノは良いし、悪いモノは悪い…。ホントこれだけだと思います。

たまに「ワンコードだけで曲を作たっぜ!!」なんて人がいますが、ハッキリ言います「だから(笑)」です。曲自体が良ければ凄いねって思いますが、断言しますが良い曲であるはずが無い。こういうのは理論先行で作った曲です。聞き手にとってなんの意味もない。一体、誰の為に曲を作っているのか理解に苦しみます。

昔を思い出し愚痴ってしまいましたが、音楽はクラシックもジャズもその他のジャンルも違いはあれど良いモノは良いと言うことと、あとは個人の好みの問題です。作り手や奏者は理論や手法にこだわらず、その辺を考慮して作曲、演奏するべきではないでしょうか…?

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