運転免許を取り直して早4ヶ月…。以前に免許を持っていた時は全然、車に乗らずペーパードライバーだったのですが今回は結構な頻度で乗っています。しかし乗り始めはやはり不安でしょうがなかった…。隣に教官がいないだけでこうも違うかと思います。安全面もそうですが操作などわからない事があったら直ぐに聞けるしね。
教習所ではこちらが聞かない限り教えてくれないものがいくつもあります。実際、免許をとってから公道に出てなぜこれを教えてくれなかったのか疑問に思う事が多々あります。そこで今回はなかなか教習所では教えてくれない事を自分の体験談から記事にしたいと思います。
教習所で教えてくれない事
- ライトの使い方
- ハザードランプの使い方
- 給油(セルフスタンド)
- 交通標示の見方
- サービスエリア・パーキングエリアの暗黙ルール
1.ライトの使い方
車のライトの操作はハンド向かって右のレバー(ウインカーレバー)の上部が回せる様になっており、そこを回す事によってつけることが出来ます。ここまでは大体どこの教習所でも教えてくれますよね。
ライトのスイッチは大体どの車種も4段階あります。
- OFF
- 車幅灯、尾灯などの点灯
- 車幅灯、尾灯など含めヘッドライトの点灯
(ロービーム) - センサーによるAUTO点灯
(車種によってない場合あり)
上記以外に悪天候時(霧がで出る時など)に付けるフォグランプがありますが、こちらは別スイッチになっている事が多い様です。また悪天候時以外にヘッドライトとフォグランプを同時使用すると眩しいので思わぬトラブルになる可能性があるので注意しましょう。
ヘッドライトが点灯している状態でウインカーレバーを奥に倒すとロービーム(下向き)からハイビーム(上向き)になります。この使い分けですがライトは基本ハイビームにしておく事が正しいとの事です。すれ違い時や対向車がいる場合は眩しいのでロービームにします。なので交通量の多い街中を走行する場合はほとんどハイビームの出番はありません。
このハイビームですが慣れていないとウインカー出した時にたまになってしまう事があります。自分も教習中になってしまって怒られた記憶があります。前に車がいる時にハイビームにしっぱなしだと煽り運転だと判断されたりするので気をつけましょう。
最近の車種ではAUTO点灯にスイッチを入れた状態でハイビームにするとセンサーで自動的にロービームとハイビームを変えてくるれる機能があります。ただし街灯に反応して切り替わってしまったりと使い勝手はイマイチの様です。
逆にウインカーレバーを運転席側に倒すと一瞬だけハイビーム点灯します。これを「パッシング」と言います。パッシングには色々と意味がある様ですがほとんど「道を譲れ」って意味合いです。なので多用すると余計なトラブルになる可能性があります。自分は余程のことがない限り使いません。
○ライトの使い方まとめ
- ライトの位置はハンドル右手のレバーの上部
- ライトスイッチは、OFF→車幅、尾灯→ヘッドライト→AUTOの順(車種によって違いあり)
- レバー上下でウインカー、手前奥でパッシング、ハイビーム
- ライトは基本ハイビームだが前に車がいる時、対向車がいる時はロービーム
- 悪天候時以外のフォグランプとヘッドライトの併用、ハイビームのつけっぱなし、パッシングの多用は思わぬトラブルの元
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2.ハザードランプの使い方
「サンキューハザード」は車を運転しなくとも耳にした事があるかと思います。車線変更や高速道路での合流時など自分の車をその車線に入れてもらった時「ありがとう」の気持ちを込めて後続の車に出すサインですね。
また高速でこの先、渋滞してるよって言うのを後続車に伝える時に使用したりします。渋滞してる事と追突防止の為にハザードランプをつけるのです。この場合は渋滞の最後尾の場合のみ使用します。後続車が出来たらハザードランプは消します。
そもそもハザードランプは自分が駐停車しますよって時に周りに伝える為に使用しますがつけない方が良い場合もあります。
片側一車線の道路でバスがお客の乗り降りの為、停車している時に自分がバスの後ろについたとします。そして自分の車の後ろに後続車が来た時に「自分は待つ」という意思の元、ハザードランプをつけて後続車が追い越しで事故った場合(対向車と正面衝突など)、こちらにも責任が飛び火してくる可能性があります。
こういった場合はハザードランプ出さずに待つ方が賢明です。後続車からクラクション鳴らされても何もせずに待つ方が事故られて責任負わされるよりかは遥かに良いと思います。
○ハザードランプの使い方まとめ
- 基本は自分が駐停車する意思表示
- 車線変更などで譲って貰った時の「ありがとう」のサイン
- この先、渋滞している&追突防止サイン(最後尾のみ)
- 後続車に自分の意志を伝える手段だが、つけない方が良い場合もある
3.給油(セルフスタンド)
これが1番なぜ教習所で教えないのか疑問ですよね。今はセルフスタンドが多くなって自分で給油する事が多くなっています。セルフスタンドでの給油もいくつか注意点があります。
まずガソリンスタンドに着いたらエンジンを停止します。これ自分も最初やってしまってガソリンスタンドの人にエラく怒られました。なぜかと言うと消防法で決まっておりもし火事になった場合、危険物取扱者が罰せられます。まぁ、普通に考えればエンジンを停止するなんて当然ちゃ当然ですよね(^_^;
車の給油口の開け方ですが大体、運転席のシート下かペダルの右手にレバーがありこれを引くことで給油口を開ける事が出来ます。車種によっては給油口を押すだけで開くもの、鍵で開けるものもあります。また給油口が左右どっちについてるかは運転席のガソリンメーターを見る事で確認出来ます。
給油口の蓋を開けたらキャップを外し給油口を出します。給油スタンドのタッチパネルでまず支払い方法を決め(カード払いの場合カードを入れます)、給油の種類、どれたけ入れるかを選択します。
静電気除去シートにタッチ(案内音声あり)し、対象の給油ノズルをもち給油口に入れレバーを引きます。満タンの場合はセンサーで感知して勝手に給油が止まり、指定量だと指定した量、入れた時点で止まります。
止まったらノズルから漏れない様に軽くノズルを振り、元に戻しキャップを閉め蓋を締めます。キャップは「カチッ」と音が鳴るまで締めましょう。給油が終わればカード払いならレシート、現金払いなら支払いをしレシートが出てきます。
またガソリンスタンドの人に聞いたのですが、意外と軽自動車で軽油を入れる方がいるらしいですがこれは絶対やらないで下さい。煙を吹いてエンジンが動かなくなります。なぜ間違って入れてしまうかと言うと軽油の方が安いのが1点と「軽」自動車だから軽油でしょって方がいる様です。
○給油まとめ
- ガソリンスタンドに着いたらエンジンを切る
- 給油口を開ける
- タッチパネルで支払い方法、給油の種類、給油量を指定
- 静電気除去シートにタッチ(案内あり)
- 対象の給油ノズルを持って給油口に入れ、レバーを引き給油
- ノズルから漏れない様に軽く振り、元の位置へ
- レギュラーガソリンは主に国産車(ディーゼル車以外)、ハイオクは主にスポーツカーや外車、軽油はディーゼル車
- レギュラーガソリン車に軽油を入れるとエンジンが壊れる
4.交通標示の見方
「交通標示」とは道路に書いてあるモノです。「30」や「♢」など。この標示は車線の真ん中に書いてあるモノなの中央線が消えていてわからない時などに目安にすると良いでしょう。どう見ても車のすれ違いはできない様な狭い道で標示が真ん中に書いてあれば一方通行と認識できます(例外あり)
この例外とは狭すぎて真ん中に書いてある様に見えてしまう場合がありますので注意。判断に迷う場合やはりしっかりと標識で確認しましょう。
また一方通行は「止まれ」の停止線の標示で判断出来ます。停止線が繋がっている所は一方通行です。その逆で停止線で途中で切れている所は相互通行となります。
○交通標示の見方まとめ
- 交通標示は車線の真ん中に書いてある
- 「止まれ」の停止線を見る事で一方通行かどうか判断出来る
5.サービスエリア・パーキングエリアでの暗黙のルール
サービスエリア・パーキングエリアは利用者が多く、ひっきりなしに車が入ってきます。そんな中、バックで駐車しようとすると時間がかかり、周りの迷惑となります。ですのでサービスエリアやパーキングエリアで駐車する時は前向きで入れるようにしましょう。
またサービスエリア・パーキングエリアは左回りが暗黙のルールです。再度、高速本線に戻る時に近い道へ行きたい所ですが他の車の交通の妨げになります。サービスエリア・パーキングエリアでは左回り周りを意識しましょう。
○サービスエリア・パーキングエリアの暗黙ルールまとめ
- 駐車する時は前向き駐車
- エリア内の交通は左回り
まとめ
上記の事は自分が免許を取ってから見聞きした内容です。教習所はあくまで車の操作しか教えてくれません。勿論、教官に質問すれば答えてもらえるとは思いますが教習を受けてる段階ではわからない事がわからないですよね。
結局、免許とってから公道出て初めて「こういう時はどうするんだ?」って疑問に思うですよね…。ですので親でも友人でも身近に免許をとってからよく運転してる人に公道での注意点を聞く事が1番良いように思います。
自分もまだまだバック駐車など運転技術に不安が残ります。他の車に迷惑かけてるじゃないか、事故るかもしれないと思う不安もあります。でも車に乗る事はとても楽しいんですよね。なんせ今まで行けなかった遠くまで行けるしね…。
だからこそより安全に他人に迷惑をかけないために免許をとってからも運転の勉強は必要だと思います。まだ運転初心者の方の参考なれば幸いです。本日も安全運転で行きましょう👍
カレコで、クルマを持たずに、マイカーに乗ろう。